ハイテク企業決算を好感し主要株価指数は4日続伸
25日のNY株式市場は、米中貿易摩擦の緩和期待から前日までの3日間で1900ドルあまり上昇したことから、主力株の一部に
持ち高調整の売りに押される場面もあったが、米政権による関税政策を巡り、貿易相手との交渉が進んでいるとの期待が相
場を支えた。また、ハイテク・ジャイアントのアルファベットが予想を上回る決算を発表したことなどでセンチメントの改
善が続いた。ダウ平均は一時374ドル安まで下落したが、20.10ドル高(+0.05%)と小幅にプラス圏で終了。S&P500も0.53
%安まで下落したものの、0.74%高で終了し、ハイテク株主体のナスダック総合は0.32%安まで下落後、1.26%高で終了。
主要3指数がそろって4日続伸した。なお、投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の26.47ポイントから24.84ポイントに低
下し、4日連続での低下となった。
中国政府は「米国からの一部輸入品に対する125%の関税の一時停止を検討している」と伝えた。米国側では今週、トランプ
大統領やベッセント財務長官から関税を巡る対中強硬姿勢の緩和を示唆する発言が相次いだ。米中摩擦の悪化が避けられれば
米経済を巡る過度な懸念の後退につながるとみられ、相場の支援材料となった。
消費者の景況感悪化も重荷となった面があった。25日にミシガン大学が発表した4月の米消費者態度指数(確報値)は52.2と速
報値(50.8)から上方修正されたものの、2022年7月以来の低水準だった。
免責事項
本ホームページはAIゴールド証券(株)の顧客である貴殿に対し、専ら貴社・貴殿にご利用頂く為にご提供申し上げるものです。記載内容は同意を得た場合を除き、第三者に開示することはできません。このような情報にはAIゴールド証券(株)により確認されていない情報が含まれていることもありますので、全てご自身のリスクでこれらをご利用下さい。AIゴールド証券(株)は本ホームページに記載の情報いずれについても、その信頼性、正確性または完全性について何ら表明または保証するものではありません。本ホームページで述べられている意見は表示の日付のAIゴールド証券(株)の判断であり、予告無しに変更または取消されることがあります。