中東情勢の警戒が和らぎNYダウは最高値を更新
4日のNY株式市場は、前日発表されたブロードコムの決算が市場の期待外れの内容となったことで半導体関連銘柄が売ら
れた。一方、ハイテク以外の銘柄への資金ローテーションが強まった。中東情勢への懸念が和らぎ、NY原油先物相場が下
落したことや、米10年債利回りが4.47%台へ低下したことも米株の追い風となった。ダウ平均は、上昇してスタートする
と、一時971ドル高まで上昇し、874.86ドル高(+1.73%)で終了。2日ぶりにザラ場ベースと終値ベースの史上最高値を
更新した。一方、半導体株の下落が重しとなったナスダック総合は0.09%安と小幅に2日続落した。
米国務省がレバノンとイスラエルが停戦で合意したと米東部時間3日に発表した。中東情勢への警戒が薄れ、4日の米原油
先物市場でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近7月物は1バレル93.04ドルと前日終値を3.1%下回っ
た。原油高に伴うインフレへの警戒がいったん薄れ、景気敏感株や消費関連株への買いが進んだ。
朝発表の2026年1〜3月期の米労働生産性指数(改定値)で企業の賃金負担を示す単位労働コストは前期比の上昇率が年率
1.8%と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(同2.4%)を下回ったことから、足元のインフレは落ち着いた傾向と
なるだろうと受け止められ、相場の追い風となった。
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