人工知能投資の拡大でNYダウは5日連続の最高値を更新
2日のNY株式市場は、1日に発表した決算が好調だった米IT大手ヒューレット・パッカード・エンタープライズや、エヌ
ビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)が「次の(時価総額)1兆ドル企業」と評価した半導体大手マー
ベル・テクノロジーの株価が急上昇。AI需要への期待が強まり、IBMやネットワーク機器を手掛けるシスコ・システム
ズ、データセンター需要が期待されるキャタピラーなど、ダウ構成銘柄にも波及した。また、JOLT求人件数が予想を上
回り労働市場の堅調さを証明したことも、相場の支援材料となった。ダウ平均は朝方に250ドル近く下落したが、終盤に
290ドル高まで上昇し、228.91ドル高(+0.45%)で終了。連日でザラ場ベースの史上最高値を更新し、終値では5営業日
連続で最高値を更新した。ハイテク株主体のナスダック総合も0.03%高とわずかながら9営業日続伸し、終値の最高値を
更新した。
2日午前に発表された4月の米雇用動態調査(JOLTS)で求人件数(非農業部門)は前月比11%増の761万8000件と24年5月
以来の高水準となった。市場では「AIが雇用を奪うと懸念されるなか、労働市場は健全性を保っていると受け止められた」
との声が聞かれた。
ダウ平均採用銘柄ではキャタピラーやシスコ・システムズが5%超上昇したほか、アップルやIBMも買われて指数を押し
上げた。一方、ナイキやセールスフォース、マイクロソフトが4%超下落し上値を抑えた。
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