半導体株に利益確定売りが広がりNYダウは小幅反落
1日のNY株式市場は、欧州中央銀行(ECB)の「ECBフォーラム」に登壇した米連邦準備制度理事会(FRB)のウォーシュ議長は、
足元の原油相場下落を念頭に「インフレリスクは下がった」と発言。一方、物価高につながりかねない性急な利下げには慎重な考
えを示唆した。一方、原油先物相場は続落。加盟・非加盟の産油国で構成する「OPECプラス」が増産に向かう観測などから米国産
標準油種WTIの中心限月8月物の清算値は、前日比0.92ドル安の1バレル=68.56ドルまで売られた。市場では利上げやインフレへの
警戒と原油安への好感が交錯する格好となった。ダウ平均は一時423ドル高まで上昇し、ザラ場ベースの最高値を更新したものの、
その後失速し、13.96ドル安(-0.03%)の52305.24ドルとほぼ横ばいで終了。ハイテク株主体のナスダック総合も小幅に上昇後、
0.66%安で終了した。
1日発表された、6月の米民間雇用サービス会社ADPの非農業部門の民間就業者数や、米サプライ管理協会(ISM)の米製造業購買
担当者景況指数(PMI)は、ともに事前の市場予想を下回ったが、数値自体は堅調で、どちらかと言えば買い材料になった。
ダウ平均採用銘柄では、キャタピラーが6.90%安と急落したほか、ウォルマートが3.86%安、メルクが2.44%安となった。一方、
ナイキ、セールスフォースが4%超上昇し、マイクロソフトも3%超上昇したほか、金融株の上昇も下値を支えた。
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