原油価格の上昇が一服しNYダウは5日ぶりに反発
11日のNY株式市場は、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は11日、関係者の話として、湾岸諸国とイランの外相が週明け14日に会談する計画だと報道。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は9営業日ぶりに反落し、過度なインフレ再燃への警戒感が和らいだことが買いを誘った。
注目された米8月消費者物価指数(CPI)は総合が市場予想通りとなった一方、コア指数が予想をわずかに上回ったことで、利上げ観測が強まったものの、市場は原油安を素直に好材料視した。
ダウ平均は5日ぶりに反発し、前日比509.19ドル高(+0.98%)の52573.29ドルで取引を終えた。
ハイテク株主体のナスダック総合も0.96%高と反発した。
米労働省が11日発表した8月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比3.4%上昇した。伸び率は前月と同水準。
市場予想とも一致したが、米イラン紛争の先行き不透明感に伴うエネルギー高が加速する中、インフレの根強さが改めて示された。
コア指数の上昇率は2.4%と、前月の2.5%から鈍化。
ただ、前月比では0.3%上昇と、伸び率は前月から0.1ポイント拡大し、予想の0.2%も上回った。
統計発表後、長期金利の指標である10年物米国債利回りは一時、2023年10月以来の高水準に上昇した。
ダウ平均採用銘柄では、シスコ・システムズやIBMが大きく買われたほか、ボーイング、トラベラーズ、キャタピラー、ゴールドマン・サックスなどが上昇して指数をけん引した。
一方、ユナイテッドヘルスやアムジェンが下落し指数の重荷となった。
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