原油価格の上昇を警戒しNYダウは3日続落
12日のNY株式市場は、米労働省が発表した7月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.4%上昇となり、伸び率が前月から
鈍化。事前の市場予想通りの水準で、2カ月連続の減速となった。CPIの発表を受け、市場ではFRBが9月の連邦公開市場委員
会(FOMC)で政策金利を据え置くとの見方が強まったことが安心感をもたらした。一方、中東情勢を巡って米イランの協議
がこう着する中、原油先物相場は高止まりが投資家心理改善の重しとなった。ダウ平均は177ドル高まで上昇する場面もあっ
たが、21.58ドル安(-0.04%)とわずかながらマイナス圏で終了し、週初から3日続落となった。一方、ハイテク株主体のナ
スダック総合は終日プラス圏で推移し、0.54%高で終了。S&P500も上昇して終了し、ともに3日ぶりの反発となった。
人工知能(AI)のインフラ関連と見られる銘柄に買いが入り、相場を支えた面がある。ダウ平均の構成銘柄ではないが、AI向
けクラウドのコアウィーブやネビウス・グループ、サーバーなどを手掛けるスーパー・マイクロ・コンピューターが大幅高だ
った。いずれも四半期決算を評価した買いが集まった。
ダウ平均採用銘柄では、エヌビディアが3.03%上昇したほか、シスコ・システムズ、ウォルマート、ハネウェルが2%超上昇し、
メルク、キャタピラーも1%超上昇した。一方で、ホーム・デポが3.12%下落し、マイクロソフト、セールスフォースが2%超
下落。ナイキ、アマゾン、トラベラーズなども1%超下落した。
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