デイリー株価指数コメント

原油価格の高騰やAI投資不安を背景にNYダウは反落

株価指数 2026.10.19

16日のNY株式市場は、ハイテク株やAI関連企業における過剰投資や債務拡大への懸念、中国勢との競合警戒を背景に、半導体株を中心に売りが広がった。
また、中東情勢の悪化懸念からニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は続伸。
米国産標準油種WTIは3.44ドル高の1バレル=101.41ドルと、約1カ月ぶりに100ドル台を突破して取引を終えたことや、インフレ高止まりへの警戒感も相場の重しとなった。
ダウ平均は朝方に404ドル高まで上昇する場面もあったが、終盤に329ドル安まで下落し、175.28ドル安(-0.34%)で終了。
ハイテク株主体のナスダック総合は一時2.58%安まで下落し、2.14%安と、7月以来の大幅安を記録した。

ダウ平均の構成銘柄ではないが、AIインフラを手がけるコアウィーブが一時14%安だった。
16日の社債市場では同社の2032年満期の社債利回りが前日から上昇(債券価格は下落)した。
AI投資の持続性や資金調達への不透明感からコアウィーブ株が急落し、他のAIインフラ株にも売りが波及した。

ダウ平均は一時上昇する場面もあった。米連邦準備理事会(FRB)のウォーシュ議長は16日、金融政策について「先入観を持って政策決定の判断を下すことはない」と語った。
早期の利上げを意識させる内容ではなかったとして、株式に買いが入った。

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