原油安や早期利上げ警戒感の後退でNYダウは3日続伸
5日のNY株式市場は、5日の米原油先物市場でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近物は前週末終値の1バレル91ドル台から89ドル台に下落した。
前週末に主要7カ国が石油備蓄の協調放出を決定したほか、中東からの原油輸出量の回復などが原油先物を下押ししたことが投資家心理の改善につながった。
また、9月ISMサービス業PMIがおおむね市場予想通りだったことも買い安心感をもたらした。
ダウ平均は朝方に314ドル安まで下落したものの、90.94ドル高(+0.18%)で終了。
ハイテク株主体のナスダック総合は1.30%高まで上昇後、1.05%高と4営業日続伸して終了。先週末に続いて取引時間中の史上最高値を更新し、終値でも半月ぶりに過去最高値を更新した。
米サプライマネジメント協会(ISM)が5日発表した9月の米非製造業(サービス業)景況感指数は54.9だった。
市場予想を下回ったものの、好不況の判断の目安となる50を27カ月連続で上回り、米景気の底堅さも意識された。
フランスで財政不安が強まっているほか、5日にはスペインのサンチェス首相が総選挙を実施すると表明した。
世界的な政治・財政への不透明感から、長期金利が上昇している。5日の米債券市場でも長期金利が一時、前週末比0.07%高い5.34%を付けた。
金利が上昇すると、株式に売りが出て、ダウ平均が下落する場面があった。
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