地政学リスク緩和や金利低下を好感しNYダウは大幅反発
11日のNY株式市場は、トランプ米大統領は同日、SNSへの投稿で、「今夜予定されていたイランへの攻撃および爆撃を中止
した」と投稿。また、戦闘終結に向けた交渉の内容がイラン最高指導部へと持ち込まれ、承認を得たと主張した。原油先物
相場が下落したほか、長期金利の低下による投資家心理の改善も追い風に、製造業や金融業など幅広い銘柄に買いが集まっ
た。また、前日に急落していた半導体をはじめとするハイテク株に値ごろ感からの買い戻しが入ったことも相場を大きく押
し上げる要因となった。ダウ平均は上昇してスタートすると、一時1050ドル高まで上昇幅を拡大し、929.97ドル高(+1.86
%)の50848.75ドルで終了。ハイテク株主体のナスダック総合は一時0.24%安まで下落したが、2.69%高まで反発し、2.54
%高で終了。3日ぶりに大幅反発した。
米原油先物市場ではWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近7月物が下落し、前日比2.6%安の1バレル87.
71ドルで終えた。中東でのエネルギー輸送の混乱による過度なインフレ懸念がいったん薄れ、米債券市場では長期金利が前日
終値(4.55%)を下回る4.44%を付ける場面があった。
ダウ平均採用銘柄ではハネウェル、ボーイングが6%超上昇し、キャタピラーも4.84%高と資本財株が大幅高。このほか、ア
ムジェン、ナイキ、シャーウィン・ウィリアムズが4%超上昇し、エヌビディアも2.22%上昇した。
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