対イラン協議進展を好感しNYダウは2日続伸
22日のNY株式市場は、米国とイランの戦闘終結の最終合意に向けた協議を巡り、米財務省はイラン産原油の販売を8月
21日まで容認すると発表した。また、バンス米副大統領はイランが核査察受け入れで合意したと明らかにし、中東の混
迷が解消に向かう期待から原油先物相場が下落。米国産標準油種WTI7月物の清算値(終値に相当)は、前営業日比2.32
%安の1バレル=74.82ドルまで売られ、投資家心理の改善につながった。一方、先週のタカ派的な米連邦公開市場委員
会(FOMC)の結果を受けて利上げ前倒し懸念が強まる中、米10年債利回りが4.50%に上昇したことが重しとなり、ア
ルファベット、アマゾン、マイクロソフトなどのハイテク・ジャイアントが売られ、ナスダック総合とS&P500と押し下
げた。ダウ平均はもみ合ってスタート後、一時323ドル高まで上昇し、148.01ドル高(+0.29%)と2営業日続伸して終了。
一方、ハイテク株主体のナスダック総合は終盤に1.48%安まで下落し、1.32%安で終了。S&P500もマイナス圏で終了し、
ともに反落となった。
ダウ平均採用銘柄では、キャタピラーが3.70%上昇し、1銘柄でダウ平均を225ドル余り押し上げたほか、アムジェン、
JPモルガン・チェースも約2%上昇した。一方、アマゾン、ナイキが4%超下落したほか、マイクロソフト、マクドナ
ルドも3%超下落し、ダウ平均の重荷となった。
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