対イラン和平協議継続を好感しNYダウは2日続伸
10日のNY株式市場は、韓国半導体大手SKハイニックスが米ナスダック市場に米預託証券(ADR)を上場し、投資家の強い
需要が示された。他の半導体やAI銘柄の先行きにも楽観が広がり、買いが優勢となった。前日にトランプ米大統領がイラン
からの対話打診に言及し、中東の地政学リスクへの懸念が和らいだことも引き続き支援材料となり、投資家の不安心理を示
すVIX指数は連日の低下となり、1月9日以来の低水準となった。ダウ平均は220ドル安まで下落後、222ドル高まで上昇し、
149.60ドル高(+0.29%)で終了。ハイテク株主体のナスダック総合も0.75%安まで下落後、0.29%高で終了。ダウ平均が
2日続伸し、ナスダック総合は3日続伸となった。
トランプ米大統領は10日に自身のSNSでイランから協議継続の求めがあり「同意した」と投稿した。不透明感は残るものの、
米原油先物市場でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近8月物が前日比0.9%安の1バレル71.41ドルで終
えた。エネルギー価格の高止まりを巡る懸念が薄れ、株買いを促した。
ダウ平均採用銘柄では、上昇率トップのエヌビディアが全体の押し上げに大きく寄与したほか、ナイキが3.72%高、シスコ・
システムズが2.54%高となり、値嵩株のキャタピラーも1.49%上昇し、1銘柄でダウ平均を83ドル余り押し上げた。一方、IBM
やユナイテッドヘルスなどが下落して上値の重しとなった。
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