日米関税交渉の合意を好感しNYダウは大幅続伸
23日のNY株式市場は、日米の関税交渉の合意を好感した買いが優勢となる中、欧州連合(EU)も合意間近だと英紙
フィナンシャル・タイムズ(FT)が伝えると、株買いの勢いが一段と強まった。さらに、ベッセント財務長官が対中
関税交渉も順調に進んでいることを明らかにすると投資家心理が一段と改善した。ダウ平均は上昇してスタートする
と、FT報道を受けて一時514ドル高まで上昇幅を拡大。507.85ドル高で終了。S&P500も0.81%高まで上昇し、2日ぶり
にザラ場ベースの史上最高値を更新後、0.78%高で終了し、3日連続で終値ベースの最高値を更新した。ハイテク株主
体のナスダック総合も0.61%高と反発し、再び終値の最高値を更新。終値は初めて21000ポイントを上回った。
FTは米国とEUが貿易協議で合意に近づいていると報じた。報道によると、米国はEUに対する関税を当初予定の30%か
ら15%に引き下げる。米国とEUは互いに航空機や医療機器など一部分野の関税を免除する方針だという。関税交渉期限
の8月1日に近づくなか、主要な貿易相手との関税交渉が前進し、米経済への悪影響が軽減されるとの見方につながった。
トランプ米大統領は日本と関税交渉で合意したことを自身のSNSで明らかにした。日本への相互関税は予定していた25%
から15%に引き下げた。市場では、「関税の引き下げが投資家心理を強気にさせた」との指摘があった。
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