デイリー株価指数コメント

早期利上げへの警戒感が後退しNYダウは反発

株価指数 2026.08.10

7日のNY株式市場は、米労働省が朝方発表した7月の雇用統計によると、景気動向を敏感に反映する非農業部門の就業者
数は前月比2万3000人減と、前月からマイナスに転じ、市場予想を大幅に下回った。これを受け、市場では米連邦準備制
度理事会(FRB)が利上げに向かう観測が後退し、米長期金利が低下したことが好感された。ハイテク銘柄では、決算発
表シーズンを通過し、業績がおおむね好調だったとの見方も追い風となった。前日に6日ぶりに反落したダウ平均は151.
83ドル高(+0.28%)と反発し、ハイテク株主体のナスダック総合も1.30%高と3日ぶりに大幅反発した。

原油先物相場は小幅な上昇。米国産標準油種WTIの中心限月9月物の清算値(終値に相当)は、前日比0.89ドル(1.15%)
高の1バレル=78.18ドル。イラン国営テレビが6日、エネルギー輸送のホルムズ海峡を巡り、米国・イスラエル関連船舶
の通航を禁じる計画が議論されていると報じたことなどが材料となった。

ダウ平均採用銘柄では、セールスフォースが3.20%高となったほか、ハネウェル、エヌビディアが2%超上昇した。一方、
ビザが2.15%下落し、キャタピラー、シェブロンも1%超下落した。ダウ平均採用銘柄ではないが、上場前から株を保有
する投資家の売却を制限する「ロックアップ」が7月6日に初めて解除されたスペースXは18.2%高となった。


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