景気の先行き不安が高まりNYダウは大幅続落
株価指数
2024.09.9
6日のNY株式市場は、注目された米8月雇用統計で非農業部門雇用者数（NFP）が14.2万人増と予想の16万人増を
下回ったことや、過去2カ月の雇用者数の下方修正を受け、労働市場や景気の減速懸念が広がり、主力ハイテク
株を中心にリスク資産を売却する動きが強まった。ダウ平均は朝方に253ドル高まで上昇したが、終盤に458ド
ル安まで下落し、410.34ドル安（-1.01％）で終了。S&P500とナスダック総合も上昇してスタートしたものの、
それぞれ1.73％安、2.55％安とほぼ安値引けとなった。なお、米10年債利回りは前日の3.733％から一時3.770
％まで上昇したが、その後3.648％まで低下し、3.709％で終了した。
投資家の恐怖心理を示すVIX指数は23.76と、1カ月ぶり高水準に達した。
アマゾン・ドット・コム、ボーイング、インテルが下落。一方、トラベラーズ、マクドナルドは上昇。
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