米利下げ期待の後退でNYダウは4日ぶりに反落
20日のNY株式市場は、前日に3月上旬以来の高値を付けた後で、主力株に持ち高調整や利益確定の売りが広がった。また、
貿易交渉を巡る具体的な進展が無かったことや、米長期金利が上昇したことも、株式の相対的な割高感が意識された。ダウ
平均は一時306ドル安まで下落し、114.83ドル安(-0.27%)と4営業日ぶりに反落し、前日まで6営業日続伸したS&P500も
0.39%安と反落した。ハイテク株主体のナスダック総合も一時1.04%安まで下落後、0.38%安で終了し、3営業日ぶりに反落
した。
トランプ米大統領は大型減税策の成立に向けて共和党議員らに団結するように呼びかけたが、反対派の議員の説得が難航して
いるもようだと伝わった。米経済の先行きや財政を巡る不透明感が意識され、投資家心理の悪化につながったとの見方もあった。
米主要経済指標の発表がなかったため、積極的な取引は手控えられた。トランプ政権の高関税政策を巡る懸念が和らぎ、今月に
入ってからの13営業日でNYダウの上げ幅は2100ドルを超過。これまで値を上げた金融やハイテクを中心に利益確定売りが出や
すい地合いだった。
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