米長期金利の低下が支えとなりNYダウは小幅に反発
8日のNY株式市場は、中東カタール沖でタンカーが飛来物による攻撃を受けたといった報道や、メキシコ湾岸にある石油関連施設の操業にハリケーンで影響が出ていることを材料に原油先物相場が上昇。
米国産標準油種WTIは一時1バレル=93ドル台まで買われた。
また、前日は一服していた長期金利の指標となる10年債利回りも再び5.35%台に上昇したことも投資家心理の悪化につながった。
一方、米30年債入札が堅調な結果となり米長期金利が低下へ転じたことが、株式市場の下値を支える要因となった。
ダウ平均は240ドル安まで下落する場面もあったが、51.77ドル高(+0.10%)と小幅に反発して終了。
一方、ハイテク株主体のナスダック総合は1.71%安まで下落後、1.25%安で終了した。
米債券市場で長期金利は早朝に5.3%台半ばまで上昇していたが、午後には5.2%台前半に低下した。
トランプ米大統領が8日に自身のSNSで11月の米中間選挙前にイランを攻撃しない意向を示したことで中東情勢への警戒がやや後退した。
米財務省が実施した30年債入札を波乱なく通過したことも、債券の買いにつながった。
ハイテク株は人工知能(AI)関連銘柄などが売られる展開となった。
英フィナンシャル・タイムズ(FT)が同日、米オープンAIが、9月末時点の年換算の売上高が500億ドルに迫っていると投資家に説明したと報じた。
これまでFTなどが報じていた700億ドルの見込みを大幅に下回る内容で、決算前の調整売りが出やすい環境だったところに、オープンAIの報道が出て売りが強まった。
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