デイリー株価指数コメント

米長期金利の高止まりが重荷となりNYダウは2日続落

株価指数 2026.09.30

29日のNY株式市場は、イラン情勢の混迷の影響によるインフレの加速や財政赤字への懸念が根強い中、長期金利の指標である10年物米国債利回りは一時5.29%台と19年超ぶりの高水準に上昇したことが、引き続き相場の重荷となった。
一方、WTI原油先物価格の急落によるインフレ懸念の緩和や、JOLTS求人件数など経済指標の減速、ウィリアムズNY連銀総裁の「利上げを急ぐ必要はない」との発言を受け、10月の追加利上げ確率が低下。
主要指数は終盤にかけて下げ幅を縮小した。
ダウ平均は下落してスタートすると、一時352ドル安まで下げ幅を広げたが、131.59ドル安(-0.26%)で終了。
ハイテク株主体のナスダック総合も0.39%安まで下落後、0.09%安と下げ幅を縮小して終了した。

米連邦準備理事会(FRB)のバー理事は29日、エネルギー価格の高止まりや人工知能(AI)関連投資の拡大でインフレ目標に向けた進展がないとし、追加利上げを主張した。
一方、ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は同日、FRBは再び利上げする前にデータを慎重に検討する時間があるとし、利上げを急がない姿勢を示した。

ダウ平均採用銘柄では、ボーイング、アムジェン、キャタピラーの上昇が下値を支えた。
一方、アップルが2.66%安となり指数の大きな押し下げ役となったほか、ウォルマートやジョンソン・エンド・ジョンソンも軟調だった。

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