米AI企業の上場見通しを好感しNYダウは反発
26日のNY株式市場は、人工知能(AI)開発のアンソロピックの新規株式公開(IPO)に向けた手続きが進み、AI関連を中心としたハイテク株の一角に買いが入った。
また、原油価格の下落や大手テック企業による大規模なAI投資計画も投資家心理の改善を後押しした。
ただ、週内にグーグル親会社のアルファベットなどIT大手の決算発表を控えて投資家の様子見姿勢も強く、上値は限られた。
ダウ平均は終日プラス圏で推移し、146.42ドル高(+0.28%)と反発して終了。朝方には一時405ドル高まで上昇した。
ハイテク株主体のナスダック総合は一時1.35%高まで上昇し、0.82%高で終了。
S&P500も上昇して終了し、ナスダック総合とともに3営業日ぶりに反発した。
アンソロピックは26日、IPOに向けた目論見書を公開した。
11月にナスダック市場に上場し、1000億ドル規模の調達を目指しているとされる。
実現すれば、調達額は6月のスペースXを上回り、過去最大規模のIPOになる可能性がある。
ダウ平均の構成銘柄では、エヌビディアの上昇が目立った。スペースXのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)がエヌビディアの半導体購入に向けて、400億ドルの資金調達が完了したとX(旧ツイッター)で明らかにしたことも追い風になった
そのほかの構成銘柄では、シスコ・システムズが3.51%高となったほか、ゴールドマン・サックスが2%超上昇し、ナイキ、マイクロソフト、アムジェンも1%超上昇して指数を押し上げた。
一方、メルクが3.21%下落したほか、ウォルト・ディズニー、ユナイテッドヘルス、アップル、アルファベットが1%超下落した。
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