量的引き締め(QT)の終了示唆でNYダウは2日続伸
14日のNY株式市場は、中国商務省が14日に韓国の造船大手の米国子会社に制裁を科すと発表した。レアアース輸出規制に続く動きで、ベッセント米財務長官は中国が世界経済に打撃を与えようとしているなどと批判したと報じられたことも、相場の重荷となった。ただ、米銀大手がこの日発表した7~9月期決算がいずれも底堅い内容で、米経済の見通しを巡る楽観が拡大。金融や建設、住宅関連など景気動向に敏感な銘柄を中心に積極的に買われ、相場を押し上げた。しかし、トランプ米大統領が、中国が米国産大豆の購入を見送るなどの「経済的に敵対的な行為」を選択したなどと中国を批判したことで、引けにかけて再び売りが強まった。ダウ平均は朝方に615ドル安まで下落後、455ドル高まで反発し、202.88ドル高(+0.44%)と上昇幅を縮小して終了。S&P500は一時、1.50%安まで下落後、0.39%高まで反発したが、0.16%安とマイナス圏で終了。ハイテク株主体のナスダック総合は2.12%安まで急落後、0.02%安まで反発したが、0.76%安で終了した。なお、投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の19.03ポイントから20.81ポイントに上昇した。
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長はこの日行った講演で、「雇用とインフレの見通しは9月の前回会合時点とさほど変わっていないようだ」との見方を示した。米国の成長は以前の予想よりも底堅い可能性があるとも指摘。しかし、雇用のダウンサイドリスクは上がったようだとも語り、市場の利下げ期待継続に寄与した。
ダウ平均採用銘柄はウォルマートが4.98%高、キャタピラーが4.50%高、アメリカン・エキスプレスが3.01%高となったほか、ハネウェル、ホーム・デポなどが2%超上昇した一方、エヌビディアが4.40%安、セールスフォースが3.61%安、ゴールドマン・サックスが2.04%安となった。
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