10月の政策金利据え置き期待が高まりNYダウは2日続伸
2日のNY株式市場は、9月の雇用統計(季節調整済み)では、非農業部門の就業者数は前月比2万9000人増と、伸びが前月(13万3000人)から急減速。市場予想(9万人増)を大幅に下回った。
失業率も4.2%と、前月から0.1ポイント悪化した。
軟調な雇用統計を受け、市場ではFRBが今月の連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を据え置くとの見方がさらに強まった。
また、先進7カ国(G7)による軽油・原油の備蓄放出の表明に伴う原油先物相場の下落も投資家の安心材料となった。
その後、米長期金利が上昇へ転じたことで取引後半にかけて押し戻される場面もあったものの、主要3指数は終日堅調に推移した。
ダウ平均は朝方に456ドル高まで上昇後、24ドル高まで上げ幅を縮小したが、250.40ドル高(+0.49%)と2日続伸して終了した。
ハイテク株主体のナスダック総合は一時1.79%高まで上昇し、1.19%高と3日続伸して終了。半月ぶりに取引時間中の史上最高値を更新し、終値では最高値まで0.20%に迫った。
主要7カ国(G7)首脳は2日、オンライン協議で石油備蓄の協調放出を決めた。
ディーゼル燃料(軽油)の価格高騰に対応する狙いがある。
短期的な需給の緩みが意識され、米原油先物市場でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近物は前日比1.9%安の1バレル91ドル台前半で取引を終えた。
原油安も投資家心理の改善につながった。
ダウ平均採用銘柄では、シスコ・システムズが3.16%高となったほか、値がさ株のキャタピラーが2.31%上昇し、1銘柄で指数を112ドル余り押し上げた。
このほか、ユナイテッドヘルス、アルファベット、エヌビディア、アマゾン、アップルも1%超上昇して指数をけん引した。
一方、ナイキが3%超下落し、IBM、アムジェン、ジョンソン・エンド・ジョンソンも1%超下落した。
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