AIバブル懸念が再浮上しNYダウは3日ぶりに反落
23日のNY株式市場は、半導体などの銘柄はAI需要への期待を追い風に上昇局面が続いてきたが、米連邦準備制度理事会
(FRB)による年内の利上げ観測の高まりも重しとなって、足元では利益確定売りが出やすい環境になっている。翌24日
(水)の引け後に決算を発表するマイクロン・テクノロジーが13%超急落し、インテルやエヌビディアなども軒並み大
幅安。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は8%近い下落となった。ダウ平均は約160ドル高まで上昇する場面
もあったが、45.87ドル安(-0.09%)と小幅ながら3日ぶりに反落して終了した。ハイテク株主体のナスダック総合は終日
マイナス圏で推移し、2.21%安と大幅に2日続落した。
半導体やメモリー企業の収益成長を支えているハイテク企業によるAIの巨額投資の持続性を巡って、市場の懸念が高まって
いる。米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めに積極的な「タカ派」に転じたとの観測も、金利の高止まりを通じて企業
の借り入れコストの上昇につながるとの警戒につながった。
ダウ平均採用銘柄では、IBMが5%超上昇し、メルク、ジョンソン・エンド・ジョンソン、ベライゾンも2%超上昇した。一
方、エヌビディアが4.13%安となったほか、値嵩株のキャタピラーが3.72%下落し、1銘柄でダウ平均を約237ドル押し下げ
た。
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