デイリー株価指数コメント

AI過剰投資や原油高を懸念しNYダウは2日続落

株価指数 2026.07.24

23日のNY株式市場は、イエメンの親イラン武装組織フーシ派による紅海でのタンカー攻撃を受け、中東からの原油輸出が
一層滞るとの不安が拡大。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は急伸し、米国産標準油種WTIは前日比6.2
%高の1バレル=92.16ドルで取引を終えた。米長期金利が上昇して投資家心理が悪化し、株式市場で売りが膨らんだ。また、
決算を発表したアルファベットのAI資本支出拡大への警戒やテスラの業績失望による株価急落も嫌気され、相場の重荷となっ
た。ダウ平均は下落してスタートすると、一時676ドル安まで下げ幅を拡大し、506.93ドル安(-0.97%)で終了。ハイテク
株主体のナスダック総合も2.87%安まで下落後、2.15%安で終了した。

イエメンの親イラン武装組織フーシが23日、サウジアラビア関連の石油タンカー2隻を攻撃したとロイター通信が伝えた。
ホルムズ海峡の代替ルートとされる紅海でも原油輸送が滞るとの見方から、米原油先物相場は一時1バレル93ドル台半ば
と前日比7%あまり上昇し、期近物として約1カ月半ぶりの高値を付けた。

原油高によるインフレ懸念も強まり、米債券市場で長期金利は一時4.71%と25年1月以来の水準に上昇した。原油高や金利
上昇が米経済や企業収益の重荷になるとの懸念も株売りにつながった。


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