デイリー株価指数コメント

FRBの早期利下げ観測が強まりNYダウは大幅反発

株価指数 2025.06.27

26日のNY株式市場は、イスラエルとイランの停戦合意で中東情勢への警戒感が和らぐ中、米10年債利回りの低下を追い
風にハイテク株が上昇し、相場をけん引した。また、新規失業保険申請件数が予想を下回ったことや、トランプ大統領が
次期連邦準備制度理事会(FRB)議長を早期指名するとの報道を受け、利下げ期待が再燃したことも安心感につながった。
ダウ平均は終日プラス圏で推移し、404.41ドル高(+0.94%)とほぼ一日の高値圏で終了。S&P500も一時0.89%高まで上
昇し、0.80%高と反発して終了。ハイテク株主体のナスダック総合は0.97%高と4日続伸した。なお、投資家の不安心理を
示すVIX指数は前日の16.76ポイントから16.59ポイントに低下した。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)はトランプ大統領が来年5月に任期を終えるパウエル議長の後任を9月か
10月まで、またはそれより早くに指名し、公表する可能性があると報じた。トランプ大統領はこれまでに、パウエル議長
が拙速な利下げに慎重である姿勢を批判してきた。金融緩和に前向きなハト派の候補を指名するとの観測が広がった。

米ホワイトハウスのレビット報道官は26日の記者会見で、米相互関税の上乗せ分の猶予期限が7月9日に迫っていることに
ついて「期限は重要ではない」と述べた。必要に応じてトランプ米大統領が期限を延長する可能性も示し、関税政策を巡
る市場の警戒感が和らいだ。


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