FRB議長のタカ派発言を嫌気しNYダウは3日続落
16日のNY株式市場は、FRBはこの日の金融政策決定会合で0.25%の利上げを決定したが、ウォーシュ議長が記者会見でインフレの根強さを強調したことを踏まえて投資家心理が悪化した。
米長期金利の指標となる10年物米国債利回りは再び5%台に上昇し、株価の重荷となった。
ダウ平均は上昇してスタートしたが、FRB議長発言を受けて一時906ドル安まで下落し、631.21ドル安(-1.21%)で終了。
ハイテク株主体のナスダック総合も0.69%安まで下落後、0.01%安で終了。
S&P500も下落して終了し、主要3指数がそろって3日続落となった。
FRBは16日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想通り0.25%の利上げを決めた。
利上げは2023年7月以来3年2カ月ぶり。
参加者の政策金利見通し(ドットチャート)では、26年末の予想中央値が0.25%の追加利上げ1回分に相当する水準となった。
16日の米債券市場ではウォーシュ氏の記者会見中に短期を中心に国債の利回りが上昇した。
金融政策の影響を受けやすい2年債の利回りは一時、前日比0.07%高い4.73%を付けた。
長期金利の指標となる10年債利回りも上がり、株式相場の重荷となった面がある。
ダウ平均採用銘柄では、IBMが4.38%安となったほか、ゴールドマン・サックス、アメリカン・エキスプレス、ボーイングが3%超下落し、シェブロンやシスコシステムズ、セールスフォースも2%以上下落し指数を押し下げた。
一方、ハネウェルが2%超上昇したほか、エヌビディア、メルクなどが買われて下値を支えた。
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