デイリーコモディティ市況コメント

WTI原油は続落、弱気な月報を警戒

08:22:31

9日のWTI原油は続落。取引中心限月である期近1月限の清算値は前日比0.63ドル安の58.25ドル。
米エネルギー情報局(EIA)の月報が明らかにされた。2025年の米国の原油生産は日量1361万バレルとなり、過去最高との見通しを示した。11日には国際エネルギー機関(IEA)と石油輸出国機構(OPEC)の月報も明らかにされるが、市場では前者の弱気な内容が警戒されており、引き続き、圧迫要因となっていた。
米長期金利が一段と上昇しており、米国国内の石油需要に対する懸念から、NY石油製品も続落しており、WTI原油の重石になっていた。
ところで、トランプ米大統領はクリスマスまでのウクライナ和平合意を望んでいるとみられている。ただし、欧州との溝は深く、トランプ米大統領に抵抗するため、欧州は保有する米国国債の売却を検討しているとの噂も流れている。規模としては、2.34兆ドルと、米ウォールストリート・ジャーナルは伝えている。ウクライナ情勢に対する不透明さが、逆にウクライナ情勢が材料視されなくなっている。
日本時間10日朝6時半に、米石油協会(API)が明らかにした週間石油在庫統計で、原油在庫は480万バレル減となっており、予想以上の減少となった。これを受け、WTI原油は若干下げ幅を縮小し、期近1月限は0.49ドル安の58.39ドルで取引を終了している。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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