デイリーコモディティ市況コメント

イラン情勢を巡る混乱を背景に、WTI原油は大幅続伸

08:09:56

4日のWTI原油は大幅続伸。取引中心限月である期近3月限の清算値は前日比1.93ドル高の65.14ドル。
米ニュースサイトのアクシオスは4日、米政府高官の話しとして、6日にトルコのイスタンブールで米国とイランの高官協議の開催が危ぶまれていると報じた。これを受け、中東での地政学リスクが一段と高まり、WTI原油は大幅続伸を演じた。
ただ、イランのアラグチ外相は、6日にオマーンで米国との協議を行うと明らかにした。中東各国はトランプ米大統領に対してオマーンでの協議に応じるように要請しており、トランプ米大統領はこの要求を受け入れた模様。
これを受け、WTI原油は上げ一服。米国取引時間帯に一時65ドル台半ばまで値を跳ばしたものの、その後は上げ幅を縮小し、WTI原油期近3月限は1.26ドル高の64.47ドルで取引を終了している。
いずれにせよ、6日の協議の行方が注視されている。
米エネルギー情報局(EIA)が明らかにした週間石油在庫統計で、原油在庫は345.5万バレル増、ガソリン在庫は68.5万バレル増、中間留分在庫は555.3万バレル減、認証在庫であるクッシング在庫は74.3万バレル減。今回、市場の反応は限定的。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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