WTI原油は大幅続伸、一時1年8か月振りの高値を付ける
08:02:03
5日のWTI原油は大幅続伸。取引中心限月である期近4月限の清算値は前日比6.35ドル高の81.01ドル。
トランプ米大統領は、ホルムズ海峡を通過するタンカーを米軍が護衛する意向を改めて示したものの、米エネルギー長官は、石油タンカーがこれを拒否していると言及。米軍の護衛によって、タンカーが狙われ易くなることを懸念している模様。
ホルムズ海峡が実質閉鎖していることを踏まえて、世界的な供給不安を背景にして、WTI原油は米国取引時間帯にとりわけ急伸し、清算値決定後に82.16ドルの高値を示現。取引中心限月としては2024年7月以来の高値となった。
しかし、その後、利益確定売りに急速に上げ幅を縮小し、期近4月限は4.21ドル高の78.87ドルで取引を終了している。
中国はホルムズ海峡を通る石油・ガスの安全な輸送に向けてイランと協議中、また、米財務省は原油先物市場への何らかの措置を発表する可能性との報道が流れ、利益確定売りを催促した格好とみられる。
引き続き、ホルムズ海峡の封鎖による混乱と長期化を意識して、強調地合いは続くとみられている。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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