デイリーコモディティ市況コメント

NY金は反落も、清算値決定後に大きく戻す

08:07:39

9日のNY金は反落。取引中心限月である期近4月限の清算値は前週末比55.0ドル安の5103.7ドル。
イラン戦争の長期化を警戒して、有事のドル買いが一段と加速し、NY金は急落を強いられた。
週明け早々は、地政学リスクを背景にして、NY金期近4月限は5210.4ドルの高値を付けたものの、その後アッサリと大きく売り込まれ、5021.2ドルの安値示現まで急落。
ただし、地政学リスクを背景にした安値拾いの買いが台頭し、欧州取引時間帯以降、5100ドル台を回復。取引終了にかけて、5150ドル台を回復するなど、マイナス圏ながら、大きく戻している。
米CBSに対して、トランプ米大統領が、「戦争はぼほ完全に終わったと思う」と述べたことを、米CBSがSNSで報じたことをキッカケに、ドル高にブレーキがかかり、NY株価は大きく買い直された。ドル高懸念が後退した金市場でも買いが拡大した模様。NY金期近4月限は10.0ドル安の5148.7ドルで取引を終了している。
戻り局面では、前週末に明らかにされた弱気な米雇用統計も支援材料となっていた。
引き続き、中東情勢の先行き不透明は根強いものの、NY金はドルに翻弄される展開が続くとみられる。
NY銀は小幅続伸。取引中心限月である期近5月限の清算値は前週末比0.212ドル高の84.523ドル。白金・パラジウムが軒並み急伸しており、銀の支援材料。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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