デイリーコモディティ市況コメント

ドル高・インフレ懸念を背景にして、NY金は大幅続落

07:50:44

13日のNY金は大幅続落。取引中心限月である期近4月限の清算値は前日比64.1ドル安の5061.7ドル。
インフレ懸念の最大要因となっている原油価格が週末も一段と急伸しており、ドル高と米利下げ観測の後退が引き続き、NY金の圧迫要因となっている。
WTI原油は清算値決定後に一段と上伸し、ほぼ高値引けとなっている。その原油高を嫌気する格好で、NY金は取引終了にかけて一段安を演じており、NY金期近4月限は102.7ドル安の5023.1ドルで取引を終了している。
1月の米消費支出(PCE)は前月比0.4%上昇となり、事前予想の同0.3%上昇と上回った。前年比は2.8%上昇で、前月は同2.9%上昇。これを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げは早くとも9月以降との観測が広がった。
1月の米雇用動態調査(JOLTS)によると、求人件数は694.6万件と前月から39.6万件増加している。事前予想は670万件。
一連の発表を受けたドル高もNY金市場の大きな重石に。
週明けも原油価格次第。
NY銀は大幅続落。取引中心限月である期近5月限の清算値は前日比3.769ドル安の81.343ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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