デイリーコモディティ市況コメント

NY金は急反落、原油相場の急伸が重石

08:01:11

26日のNY金は急反落。取引中心限月である期近4月限の清算値は前日比176.0ドル安の4376.3ドル。
海外原油の急反発に反比例するように、NY金は値崩れを強いられている。インフレ懸念が引き続き、大きな圧迫要因。
イランは米国の提案を拒否しており、今週中に米国とイランの協議の実施も危ぶまれている。
さらに、イエメンの親イラン武装組織フーシ派も、紅海のタンカーの輸送ルートでの攻撃を示唆するなど、石油の供給不安が今まで以上に警戒されている。
NY金はほぼ一本調子の下落をみせ、取引終了にかけて、期近4月限は4348.2ドルの安値を付けた。その後、トランプ米大統領がSNSで、イランのエネルギー施設への攻撃を4月6日まで停止すると表明したため、原油相場が一時急落。それに合わせてNY金は買い戻され、4416.8ドルまで切り返したが、原油がまた上伸すると金は売り直され、NY金期近4月限は175.4ドル安の4376.9ドルで取引を終了している。
原油相場の高止まりが予想される中、NY金の厳しい局面は続くことになる。
NY銀は急反落。取引中心限月である期近5月限の清算値は前日比4.707ドル安の6793.4ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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