強気の輸出を好材料に、シカゴトウモロコシは上昇
08:01:13
6日のシカゴトウモロコシは小幅高。取引中心限月である期近5月限の清算値は前営業日比1.75セント高の454.00セント。
米農務省が明らかにした週間輸出検証高は200万2151トンで、前週の187万9892トンを上回っている。200万トンの大台だったこともあり、支援材料となっていた。
ところで、シカゴトウモロコシ取引終了後に、米農務省は4月5日現在の作付進捗率を明らかにしている。全米平均で3%(前年同期2%、平年2%)。主産地の土壌水分も明らかにされているが、ネブラスカの表土の極不足が51%、不足が33%、適度が16%となっており、土壌水分不足を警戒すべき状況となっている。
アイオワ、イリノイに次ぐトウモロコシの主産地であるネブラスカの乾燥した状況が、数字上で示されたことは、今後の支援材料になるとも考えられる。
6日のシカゴ大豆は反発。取引中心限月である期近5月限の清算値は前営業日比3.25セント高の1166.75セント。
9日に米農務省は需給報告を明らかにする。それを前にしたポジション調整かたがた、小反発を演じた。テクニカル面で、1165セントが下値支持となっていた。
需給報告では南米の豊作懸念が警戒されるものの、中国の今後の米国産大豆の買い付け期待もあり、強弱材料が交錯していた。
米農務省はトウモロコシの作付進捗率を明らかにしているが、大豆の作付進捗率は5月に入ってからの見込み。目先は土壌水分に注視すべきである。
6日のシカゴ小麦は反落。取引中心限月である期近5月限の清算値は前営業日比3.00セント安の595.25セント。
連休中に、冬小麦の産地に降雨や雪が確認されたこともあり、乾燥懸念の後退が想定され圧迫要因となっていた。
しかしながら、シカゴ小麦の取引終了後に、米農務省が明らかにした作柄状況で、冬小麦の全米平均の優と良の合計は36%(前年同期48%)。冬小麦の主産地であるカンザスの表土の土壌水分は、極不足が23%、不足が39%であり、土壌水分不足による作柄悪化の解消はあまり進んでいない。
この発表を受け、シカゴ小麦の戻りも連想される。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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