デイリーコモディティ市況コメント

弱気な需給報告を嫌気して、シカゴトウモロコシは続落

07:59:48

9日のシカゴトウモロコシは続落。取引中心限月である期近5月限の清算値は前日比3.25セント安の444.00セント。
注目の需給報告で、米国トウモロコシの期末在庫は21億2700万ブッシェルに据え置かれた。世界の在庫は前月の2億9275万トンから2億9481万トンに上方修正された。生産高予想が上方修正されたためである。
この需給報告を前にして、週間輸出成約高が明らかにされ、前週の125万2000トンを上回る137万2700トンとなった。これを好感して、シカゴトウモロコシは堅調に推移していたが、弱気な需給報告を受け、値を消している。
米コーンベルトでの降雨予報もあり、圧迫要因。

9日のシカゴ大豆は続伸。取引中心限月である期近5月限の清算値は前日比3.25セント高の1165.25セント。
米農務省は需給報告を明らかにしているが、米国大豆の期末在庫は3億5000万ブッシェルに据え置かれた。ただ、世界の在庫は前月の1億2531万トンから1億2479万トンへ下方修正された。ブラジルとアルゼンチンの生産高は据え置かれたものの、世界の生産高が下方修正されたためである。
この強気の内容を受け、それまで軟化していたシカゴ大豆は上伸している。
朝方発表された週間輸出成約高は前週の35万3300トンを下回る29万5400トン。
米コーンベルトでの大豆の作付はまだ先のため、天気予報には反応薄。

9日のシカゴ小麦は反落。取引中心限月である期近5月限の清算値は前日比5.75セント安の 574.50セント。
米農務省は需給報告を明らかにしているが、米国小麦の期末在庫は9億3800万ブッシェルとなり、前月の9億3100万ブッシェルから上方修正された。世界の在庫は前月の8億4212万トンから8億4415万トンに上方修正された。弱気な内容だったことを嫌気して、シカゴ小麦は軟化し、期近5月限は一時、570.00セントまで下落している。
米冬小麦産地での降雨も引き続き、圧迫要因。降雨による作柄回復期待がなお根強い。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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