NY金は続伸、イスラエルとレバノンの和平交渉の動きを好感
08:02:52
9日のNY金は続伸。取引中心限月である期近6月限の清算値は前日比40.8ドル高の4818.0ドル。
イスラエルによるレバノンへの大規模攻撃にイランが猛反発しており、引き続き、ホルムズ海峡の封鎖が継続している。原油相場の切り返しを嫌気して、NY金はアジア取引時間帯に軟調地合いを強いられることに。停戦交渉に対する懸念も高まっていた。
ただし、イスラエルがレバノンとの和平交渉に合意したとの情報が流れ、米国取引時間帯にNY金は大きく値を跳ばし、NY金期近6月限は4800ドル台回復もみせた。一時、4826.0ドルの高値を付けたが、前日の高値である4888.0ドルには至らず。
2月の米個人消費支出(PCE)価格指数は前月比0.4%上昇と、事前予想の0.4%上昇と一致。1月の0.3%上昇を上回り、上昇幅は2025年2月以来の大きさとなった。しかし、市場の関心は、停戦交渉に集まっており、インフレ圧力を示す内容だったものの、弱材料になり切れず。
11日からパキスタンで停戦交渉が開始されるが、そのため、10日の取引は模様眺めの商状が想定されている。
NY金期近6月限は13.3ドル高の4790.5ドルで取引を終了している。
9日のNY銀は続伸。取引中心限月である期近5月限の清算値は前日比1.053ドル高の76.438ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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