大豆粕の急伸を映して、シカゴ大豆は続伸
08:06:02
10日のシカゴトウモロコシは続落。取引中心限月である期近5月限の清算値は前日比3.00セント安の441.00セント。
前日、米農務省が明らかにした弱気な需給報告が引き続き、圧迫要因に。
米コーンベルトの一部でトウモロコシの作付が始まったが、降雨による土壌水分の改善で、今後、作付が急ピッチに進展するとの見方も。降雨による作付遅れよりも、降雨による土壌水分の改善に注目している。その意味で、週明け明らかにされる土壌水分が注目される。
シカゴトウモロコシ期近5月限は438.00セントまで下落したが、何とか440.00セント台を回復している。
今後とも米コーンベルトの天気予報から目が離せない。
10日のシカゴ大豆は続伸。取引中心限月である期近5月限の清算値は前日比10.50セント高の1175.75セント。
米農務省の報告によって、イタリア向け米国産大豆粕の10万トンの輸出成約が明らかになったことを受け、シカゴ大豆粕が急伸。それに追随する格好でシカゴ大豆も一段の上昇となった。イタリアによる成約はまったくの予想外で、市場はサプライスと評価していた。
シカゴ大豆粕は4%も急伸したが、スプレッドの売りの対象となった大豆油は下落している。
10日のシカゴ小麦は続落。取引中心限月である期近5月限の清算値は前日比3.50セント安の571.00セント。
世界的な供給増が引き続き、重石となっていた。前日明らかにされた世界の小麦在庫の上方修正が圧迫要因に。
ただし、テキサス州の冬小麦産地の干ばつの深刻さが、ファームジャーナルで指摘されたこともあり、下値は限定的。
それでも、期近5月限は前日の安値である570.00セントを下抜け、一時567.50セントまで下落している。
冬小麦の約半分を生産するカンザス州の降雨による作柄改善の状況が今後のポイントといえる。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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