デイリーコモディティ市況コメント

原油相場の急落を受け、シカゴ小麦も大きく下落

07:56:53

17日のシカゴトウモロコシは小反発。取引中心限月である期近5月限の清算値は前日比0.25セント高の448.75セント。
イランによるホルムズ海峡開放を受け、海外原油相場が急落。米国でのガソリン価格の下落につながるとの観測から、エタノール需要の回復も期待され、週末のシカゴトウモロコシの支援材料となっていた。米国のエタノールの主原料はトウモロコシである。
一方、週末の米国とイランの再評議の先行き不透明もあり、積極的な仕掛けはみられず、様子見ムードが支配的だった。
米国トウモロコシの主産地であるネブラスカの乾燥懸念が警戒されているが、週末の降雨動向が週明けのシカゴトウモロコシを左右するとみられ、ネブラスカの天気に市場は注目している。

17日のシカゴ大豆はマチマチ。取引中心限月である期近5月限の清算値は前日比3.50セント高の1167.25セント。
週末のシカゴ大豆は期近2限月が上昇し、その他限月は下落している。イランによるホルムズ海峡開放を受け、原油相場が急落。これはシカゴ大豆の支援材料となっていた。ただし、2026年度の米国大豆の作付面積は大幅に増加する見通しで、燃料価格の下落は、作付面積拡大のシナリオが継続することを意味しており、期先限月にかけての圧迫要因となっていた。
例年よりも早く、大豆の作付進捗率が米農務省から明らかにされたが、週明け発表される最新の作付進捗率に市場は注目している。

17日のシカゴ小麦は反落。取引中心限月である期近5月限の清算値は前日比7.25セント安の591.25セント。
前日までの急伸に対する利益確定売りが台頭し、週末のシカゴ小麦はやや大きく値を消している。原油相場の値崩れもあり、シカゴ小麦市場での利益確定売りを催促した模様。
オーストラリアは化学肥料の高騰や不足を警戒して、小麦から大麦への転作を表明しているが、原油相場の急落やホルムズ海峡の開放を受け、化学肥料の供給不安が大きく後退し、小麦値崩れの主因となっていた。
週末のカンザスの天気予報は乾燥した天候が継続するとみられている。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

免責事項
本ホームページはAIゴールド証券(株)の顧客である貴殿に対し、専ら貴社・貴殿にご利用頂く為にご提供申し上げるものです。記載内容は同意を得た場合を除き、第三者に開示することはできません。このような情報にはAIゴールド証券(株)により確認されていない情報が含まれていることもありますので、全てご自身のリスクでこれらをご利用下さい。AIゴールド証券(株)は本ホームページに記載の情報いずれについても、その信頼性、正確性または完全性について何ら表明または保証するものではありません。本ホームページで述べられている意見は表示の日付のAIゴールド証券(株)の判断であり、予告無しに変更または取消されることがあります。