デイリーコモディティ市況コメント

一段の作柄悪化を警戒して、シカゴ小麦は急反発

08:05:39

23日のシカゴトウモロコシは小幅高。取引中心限月である期近5月限の清算値は前日比1.25セント高の455.50セント。
米農務省が明らかにした週間輸出成約高は175万6800トンで、前週の145万7100トンを上回っている。年度累計で、前年同期比28%増となっており、支援材料となっていた。
ただし、乾燥しているネブラスカでの週末にかけての降雨予報もあり、上値は抑制された。
シカゴ小麦が急反発しているものの、支援材料になり切れず、シカゴトウモロコシは狭いレンジで推移していた。米コーンベルトでのトウモロコシの作付進展観測が重石になっていた模様。

23日のシカゴ大豆は続落。取引中心限月である期近5月限の清算値は前日比4.75セント安の1159.75セント。
注目の週間輸出成約高は36万9600トンで前週の24万7900トンを上回っている。しかし、例年に比べると、かなり低調な水準だけに、支援材料と評価されず。
米国取引時間帯に、下値支持とみられた1164.00セントを下回ると、テクニカルな売りが膨らみ、清算値ベースで1160.00セントを割り込んでいる。
南米産大豆の輸出攻勢も高まる中、米国産大豆の輸出競争力低下も想定されている。

23日のシカゴ小麦は急反発。取引中心限月である期近5月限の清算値は前日比11.50セント高の610.75セント。
米国産冬小麦の最大の生産地であるカンザスで異常低温が継続しており、一部で降雪を記録している。一方、カンザス南部の乾燥した状況が続いており、いずれも冬小麦の作柄悪化がさらに進行するとみられ、大きく切り返すこととなり、前日の高値を更新している。
天候リスクが改めて認識され、市場では先高期待が高まっている。実際、高値引けとなっている。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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