バイオ燃料の需要拡大を背景に、シカゴトウモロコシ・大豆は反発
08:06:12
28日のシカゴトウモロコシは反発。取引中心限月である期近7月限の清算値は前日比3.25セント高の455.75セント。
3営業日振りに上昇して取引を終了しているが、ホルムズ海峡の事実上の封鎖の長期化懸念からエタノールの需要拡大が期待されていた。米国で生産されるエタノールの9割以上がトウモロコシから生産され、ガソリン価格の高騰を背景に、エタノールのガソリンに対する含有率の増加が想定されている。
ただ、米コーンベルトの生育に理想的な天候が重石に。一方、プレーンズ地域のネブラスカの土壌水分不足は継続しており、今後、干ばつリスクに発展するか、注視すべきである。
28日のシカゴ大豆は反発。取引中心限月である期近7月限の清算値は前日比9.25セント高の1194.50セント。
米国とイランの和平協議に対する懐疑的な見方が支援材料。バイオ燃料の原料である米国大豆の燃料用需要の拡大が期待されていた。
また、アルゼンチンでの油糧種子の労働者が一時的にストライキを実施したことも支援材料。ストライキは数時間で終了してしまったものの、世界最大の大豆製品輸出国であるアルゼンチンの大豆圧砕施設が停止することが警戒されていた。シカゴ大豆粕や大豆油の相場も上伸。
シカゴ大豆期近7月限は1200セントの大台回復には至らなかったものの、ほぼ高値水準で取引を終了している。
28日のシカゴ小麦は小反発。取引中心限月である期近7月限の清算値は前日比1.50セント高の624.00セント。
連日の急落に対する売られ過ぎ警戒、シカゴトウモロコシと大豆の上伸が支援材料となっていたが、産地の降雨予報が続いており、戻りは限られた。春小麦の生育も極めて順調だが、産地の土壌水分不足は続いており、予想される降雨の動向がポイント。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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