WTI原油は急反落、カーグ島への攻撃中止を嫌気して
08:00:57
11日のWTI原油は急反落。取引中心限月である期近7月限の清算値は前日比2.32ドル安の87.71ドル。
アジア取引時間帯序盤にWTI原油期近7月限は93.64ドルの高値を示現。米中央軍が、イランに対する攻撃を再開したことを好感して買い進まれた。ただし、その攻撃は短時間に終了したことで、利益確定売りに欧州取引時間帯には89ドル割れもみせた。
その後、トランプ米大統領がカーグ島掌握を示唆したことから、再びWTI原油は買い直され、91ドル台回復をみせた。
一転して、カーグ島攻撃中止が明らかにされると、WTI原油は大きく売り込まれ、取引終了にかけて下げ幅を拡大。WTI原油期近7月限は3.61ドル安の86.42ドルで取引を終了している。
トランプ米大統領がSNSで攻撃中止を明らかにしたが、イランとの協議がイラン指導部の最高レベルにまで引き上げられ、承認されたという事実に基づき、攻撃を見送るとしている。このため、今週末あるいは来週にも米国とイランが合意に達する可能性が再び高まっている。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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