WTI原油は続落、大型タンカーのペルシャ湾への入港の動きを嫌気
コモディティ市況コメント
2026.06.23
08:05:12
22日のWTI原油は続落。取引中心限月である期近8月限の清算値は前営業日比1.99ドル安の73.86ドル。
イランのイスラム革命防衛隊は20日、イスラエルによるレバノン攻撃への対抗措置として、ホルムズ海峡を再封鎖する宣言。これを受け、石油の供給不安が再燃し、週明けのWTI原油は一時急伸し、取引開始直後にWTI原油期近8月限は78.14ドルの高値を付けた。
ところで、米国とイランは21日から22日未明にかけ、スイスにおいて最終合意に向けた協議を実施。署名後の最初の協議がなされ、レバノンでのイスラエルとヒズボラの衝突回避に向けたチーム創設なども決定したこともあり、WTI原油は米国取引時間帯にかけて、ズルズルと水準を切り下げることに。
超大型タンカーが湾岸地域に向けてホルムズ海峡に入ったとの情報が流れ、下げに拍車をかけることとなった。ホルムズ海峡の再封鎖に対する懸念がほぼ解消されてしまっていた。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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