デイリーコモディティ市況コメント

ホルムズ海峡を通航する船舶の減少傾向もあり、WTI原油は急反発

08:04:04

29日のWTI原油は急反発。取引中心限月である期近8月限の清算値は前週末比1.52ドル高の70.75ドル。
週末にかけて米国とイランの報復攻撃が激しくなっていたが、両国は報復攻撃を停止することで合意。トランプ米大統領は30日にカタールの首都ドーハで協議が実施されると指摘したものの、イラン側はこれを否定している。
ところで、ホルムズ海峡を通航する船舶が減少傾向にあるという。一時、70隻台を記録していたが、26日に48隻、27日に38隻、28日に22隻まで低下している。ペルシャ湾に長期停泊していた船舶の通航が一巡する半面、ペルシャ湾に入港する船舶があまりみられないことを意味している。
戦争前の水準は一日あたり120~140隻だった。ペルシャ湾からの原油供給に対する楽観見通しが後退し、週明けのWTI原油の支援材料となっていた。
また、イスラエルは引き続き、レバノンでの攻撃を継続していることも、懸念されていた。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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