シカゴ穀物は全面高、米農務省発表を好感
08:02:14
30日のシカゴトウモロコシは反発。取引中心限月である期近12月限の清算値は前日比6.00セント高の436.00セント。
注目の米農務省が明らかにした米国トウモロコシの作付面積は9534.3万エーカー。事前予想平均は9499.2万エーカー、3月末の意向面積は9533.8万エーカー、前年度実績は9878.8万エーカー。事前予想を上回る内容で、やや期待外れの内容だった。
ただし、主産地であるアイオワ、イリノイ、ネブラスカ、ミネソタの作付面積合計は、3月の意向面積合計よりも125.0万エーカー低下している。主産地のイールドは他産地よりも高いだけに、トレンドイールドの低下を連想させる今回の発表だったといえる。
また、6月1日現在の全米在庫は52億9482.8万ブッシェル。事前予想平均は54億0800万ブッシェル、前年同期は46億4289.4万ブッシェル。こちらは強い内容と評価された。
発表後に、ここまで値を崩していた反動もあり、強気の在庫統計を好感して、シカゴトウモロコシ期近12月限は一時、442.50セントまで急伸。しかし、期待外れの作付面積もあり、上げ幅を縮小し、430セントを試す動きをみせた。
その後、7月から本格化する受粉期を前にした天候リスクを買う動きとなり、また買い直されることとなった。
30日のシカゴ大豆は反発。取引中心限月である期近11月限の清算値は前日比4.75セント高の1143.75セント。
米農務省が明らかにした米国大豆の作付面積は8536.5万エーカー。3月末の意向面積は8470.0万エーカー、前年度実績は8121.5万エーカー。作付面積に関して、市場の事前予想とほぼ一致した内容となった。
一方、6月1日現在の全米在庫は10億6112.2万ブッシェル。事前予想平均は10億4600万ブッシェル、前年同期は10億0763.9万ブッシェル。事前予想を上回るものの、前年同期を下回ったこともあり、今回の発表は全般にニュートラルとされた。ここまで下落していたことで、織り込み済みと評価された模様。
シカゴトウモロコシと小麦の急伸に追随してシカゴ大豆は買い戻されることとなった。一時、期近11月限は1156.50ドルまで急伸したが、作付面積の弱気な内容もあり、上げ幅を縮小している。
30日のシカゴ小麦は反発。取引中心限月である期近9月限の清算値は前日比9.50セント高の589.25セント。
米農務省が明らかにした6月1日現在の全米在庫は9億2011.2万ブッシェル。事前予想平均は9億3500万ブッシェル、前年同期は8億5473.4万ブッシェル。
全小麦の作付面積は4274万エーカーとなり、3月の意向面積を下回っている。
この発表を受け、軟調地合いを強いられていたシカゴ小麦は買い戻しに急伸。
冬小麦の収穫が順調に進んでいるが、作柄悪化を背景にしてイールド低下観測もあり、この日、ハーベストプレッシャーは圧迫要因になり切れず。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
免責事項
本ホームページはAIゴールド証券(株)の顧客である貴殿に対し、専ら貴社・貴殿にご利用頂く為にご提供申し上げるものです。記載内容は同意を得た場合を除き、第三者に開示することはできません。このような情報にはAIゴールド証券(株)により確認されていない情報が含まれていることもありますので、全てご自身のリスクでこれらをご利用下さい。AIゴールド証券(株)は本ホームページに記載の情報いずれについても、その信頼性、正確性または完全性について何ら表明または保証するものではありません。本ホームページで述べられている意見は表示の日付のAIゴールド証券(株)の判断であり、予告無しに変更または取消されることがあります。
