デイリーコモディティ市況コメント

弱気な米雇用統計を好感して、NY金は続伸

08:04:50

2日のNY金は続伸。取引中心限月である期近8月限の清算値は前日比43.3ドル高の4125.7ドル。
6月の米雇用統計で、非農業部門雇用者数は5.7万人増で、事前予想の11.3万人を下回った。また、5月の非農業部門雇用者数が17.2万人増から12.9万人増に下方修正された。失業率は4.2%となり、事前予想の4.3%、前月の4.3%を下回った。
新規失業保険申請件数は21.5万件で、事前予想の21.8万件を下回った。
強気の米雇用統計を受け、米長期金利の低下が低下し、NY金は急伸し、前日の戻り高値を大きく上回り、4150ドル台まで急伸した。
米失業率の低下に関して、労働参加率の低下によるものとされ、強い内容とは評価されず。
その結果、米連邦準備制度理事会(FRB)による7月の利上げ観測が大きく後退している。ただし、9月の利上げ観測が引き続き、根強い。
CMEフェドウォッチをみると、7月の利上げ確率は前日の28.9%から17.6%に、9月の利上げ確率は64.2%から53.2%となっており、9月はまだ50%を上回っている。
NY金期近8月限は4110ドル台まで利益確定売りで軟化する場面もみせたが、取引終了後にかけて買い直され、53.1ドル高の4135.5ドルで取引を終了している。
3日は休場ながら、NY貴金属市場の電子取引は時間短縮で実施される。
NY銀は続伸。取引中心限月である期近9月限の清算値は前日比0.553ドル高の61.064ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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