デイリーコモディティ市況コメント

シカゴ穀物は軒並み急反発、天候リスクが表面化

08:06:07

6日のシカゴトウモロコシは急反発。取引中心限月である期近12月限の清算値は前営業日比16.25セント高の457.75セント。
トウモロコシの主産地であるアイオワとイリノイ、さらにウィスコンシンの一部では、米独立記念日連休中の豪雨の影響で、冠水が発生した模様。また、来週にかけて、米コーンベルト全域で高温になるとの予報も出ており、天候リスクが警戒され、連休明けの急伸につながった。
シカゴ取引終了後に米農務省が明らかにした作柄状況で、全米平均の優と良の合計は67%(前週67%、前年同期74%)。
欧州での記録的な熱波の影響で、欧州のトウモロコシの作柄悪化が公式に示されたこともあり、シカゴトウモロコシの心理面の支援材料となっていた。

6日のシカゴ大豆は急反発。取引中心限月である期近11月限の清算値は前営業日比44.50セント高の1192.25セント。
主産地一部での連休中の冠水や来週にかけての米コーンベルトの高温予報もあり、天候リスクを買う動きが活発化しておる。
上昇局面では、中国による米国産大豆の買い付け観測も出て、支援材料となっていた。
シカゴ取引終了後に米農務省が明らかにした作柄状況で、全米平均の優と良の合計は64%(前週65%、前年同期66%)。予想では1%、さらに良好になるとみられていたが、一部冠水の影響もあり、作柄後退につながった模様。

6日のシカゴ小麦は急反発。取引中心限月である期近9月限の清算値は前営業日比14.25セント高の614.00セント。
米春小麦産地では、7月半ばから下旬にかけて、ホット&ドライになるとの予報が出ており、天候リスクを認識した買いが活発化している。
シカゴトウモロコシと大豆の急伸に対する追随買いも表面化。
シカゴ取引終了後に米農務省が明らかにした作柄状況で、春小麦の全米平均の優と良の合計は57%(前週59%、前年同期50%)。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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