狭いレンジの中、WTI原油は小反落
コモディティ市況コメント
2026.07.7
08:06:47
6日のWTI原油は小反落。取引中心限月である期近8月限の清算値は前営業日比0.14ドル安の68.55ドル。
サウジが長期契約からスポット契約に変更し、スポット価格のディスカウントを実施して、輸出攻勢をかけていることが重石となっていた。
サウジとUAEによる輸出シェアの競争が激化している。
一方、中東の産油国の輸出競争が激しくなると、長期的に原油価格の上値は抑制されることになり、米国のシェールオイル企業によっては、増産妙味が乏しくなり、米国国内での将来的な原油生産の伸び悩みにつながる可能性もある。このため、米国国内の石油の需給バランスの改善は厳しく、結果的にWTI原油の下値は限られることとなった。
WTI原油は期近2限月が小幅安で取引を終了しているものの、その他限月は小幅上昇している。ほぼ同ザヤを形成している。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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