デイリーコモディティ市況コメント

NY金は反落、インフレ懸念が再燃

07:59:51

10日のNY金は反落。取引中心限月である期近8月限の清算値は前日比27.1ドル安の4113.7ドル。
インフレに対する警戒からNY金の上値の重い展開から、週末要因の手仕舞い売りに拍車がかかり、米国取引時間帯序盤に4100ドルを割り込むなど、急落する場面も。
早々に4100ドル台を回復したが、米国とイランの協議再開に対する期待が広がったためである。
米アクシオスは、カタールの交渉団が米国と調整したうえでイランを訪問し、緊張緩和や交渉再開の条件を整えるためにイラン当局者と会談したと伝えた。一方、トランプ米大統領は、停戦は終了したと伝えたとも指摘するなど、先行きは不透明は続いている。
次週は米消費者物価指数(CPI)の発表も控えており、前月はこのCPIをキッカケにしてNY金が急落した経緯もあり、値崩れが警戒されている。
NY金期近8月限は11.9ドル安の4128.9ドルで取引を終了している。
NY銀は反落。取引中心限月である期近9月限の清算値は前日比0.583ドル安の60.165ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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