デイリーコモディティ市況コメント

原油急伸を好感して、シカゴトウモロコシ・大豆は続伸

07:59:43

13日のシカゴトウモロコシは小幅続伸。取引中心限月である期近12月限の清算値は前週末比2.25セント高の463.25セント。
原油急伸や米コーンベルトの気温上昇に対する警戒から、週明け早々からシカゴトウモロコシは大きく買い進まれ、アジア取引時間帯序盤に期近12月限は469.50セントの高値を示現。
しかし、順調な生育や良好な作柄状況が示される可能性もあるため、その後は上げ一服となり、取引終了にかけて上げ幅を縮小しており、ほぼ安値引けの格好となった。
シカゴ取引終了後に米農務省が明らかにした全米平均の生育進展状況で、シルキングは34%(前週16%、前年32%、平年30%)、ドゥステージは6%(前週3%、前年6%、平年5%)、全米平均の作柄状況で優と良の合計は68%(前週67%、前年74%)。いずれも弱気な内容といえる。
取引終了後に米海洋大気局が示した米コーンベルトの天気予報で、ホット&ドライ予報が解消されている。天候リスクが後退している。

13日のシカゴ大豆は小幅続伸。取引中心限月である期近11月限の清算値は前週末比4.00セント高の1194.75セント。
週明けのシカゴ大豆は急伸する場面もみせた。原油相場が再び強調地合いをみせており、バイオ燃料の原料としての役割が重要視されたことも買いを誘ったとみられる。シカゴ大豆はアジア取引時間帯序盤に1207.25セントの高値を付けた。
上昇局面では、米コーンベルトの気温上昇も警戒されていたが、熱波になる可能性はまだ乏しい。
米農務省は、26年度分として中国向け13.6万トンの成約があったことも明らかにした。4営業日連続での中国向け成約で、一時1200.00セント台割れをみせていたシカゴ大豆期近11月限は再び大台回復をみせた。
しかし、取引終了後に明らかにされる生育進展状況と作柄状況を警戒して、利益確定売りが台頭し、上げ幅を縮小して取引を終えた。
シカゴ取引終了後に米農務省が明らかにした大豆の生育進展状況で、全米平均の開花は50%(前週34%、前年45%、平年44%)、着サヤは19%(前週9%、前年14%、平年13%)となり、生育は極めて順調である。全米平均の作柄状況で、優と良の合計は65%(前週64%、前年70%)。良好な作柄状況を維持している。

13日のシカゴ小麦は反落。取引中心限月である期近9月限の清算値は前週末比5.00セント安の635.25セント。
前週末に強気の需給報告を好感して急伸。週明けも原油高を好材料に一段と上伸したものの、利益確定売りが台頭し、引けにかけて軟化し、反落している。米プレーンズ北部の熱波も警戒されている。
シカゴ取引終了後に米農務省が明らかにした冬小麦の収穫進捗率は全米平均で67%(前週59%、前年62%、平年61%)。春小麦の作柄状況で全米平均の優と良の合計は58%(前週57%、前年54%)。今回発表された内容から、熱波による悪影響は出ていない。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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