デイリーコモディティ市況コメント

WTI原油は続伸、代替ルートの供給不安を映して

08:00:33

15日のWTI原油は続伸。取引中心限月である期近9月限の清算値は前日比0.44ドル高の79.12ドル。
米国とイランの報復攻撃が継続しており、両国による交渉の再開の見通しが全くみられず、引き続き、原油は続伸している。
一部で、UAEのフジャイラが攻撃を受け、操業を一時停止しているとの情報も流れたが、その真偽はまだ不透明である。
米エネルギー情報局(EIA)が明らかにした週間石油在庫統計で、原油在庫は169.2万バレル減、ガソリン在庫は153.3万バレル減、中間留分在庫は455.6万バレル増、認証在庫であるクッシング在庫は43.0万バレル増。原油・石油製品在庫は久しぶりに増加に転じたことは、一時的な圧迫要因となっていた。
ただし、ホルムズ海峡の先行き不透明や、代替ルートの供給不安も台頭しており、WTI原油の一段の上伸も予想されている。
WTI原油期近9月限は1.02ドル高の79.70ドルで取引を終了している。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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