デイリーコモディティ市況コメント

シカゴ穀物は総じて反発、作柄後退を好感

08:01:11

28日のシカゴトウモロコシは反発。取引中心限月である期近12月限の清算値は前日比6.50セント高の480.50セント。
前日取引終了後に米農務省が明らかにした作柄状況が、予想以上に後退したことを好感して、再開早々から買い戻しが先行した。米コーンベルトのホット&ドライ予報は解消されつつあるが、予想以上にストレスがみられたこともあり、再び天候リスクを買う動きとなった。
米国取引時間帯に入り、期近12月限は480セント台に水準を切り上げ、上げ幅を拡大している。
8月には実地調査に基づく第一回生産高予想が示されるが、作柄後退を踏まえて、強気の予想も想定され始めている。

28日のシカゴ大豆は反発。取引中心限月である期近11月限の清算値は前日比6.25セント高の1220.00セント。
トウモロコシ同様、米農務省が明らかにした作柄状況での作柄後退を好材料にして、シカゴ大豆も反発。前日の大幅安を取り戻すには至っていないが、米国取引時間帯に上げ幅を拡大し、ほぼ高値水準で取引を終了している。
米コーンベルトの天候リスクを警戒する動きは限定的で、買いには慎重。生育進展が順調なため、戻りは抑制された模様。

28日のシカゴ小麦は反発。取引中心限月である期近9月限の清算値は前日比2.50セント高の662.50セント。
シカゴトウモロコシと大豆の戻りに追随して買い戻された模様。米春小麦の作柄はあまり後退しておらず、その他穀物のような戻りには至らず。米プレーンズ北部の熱波は解消されつつある。
ウクライナがロシアの石油関連施設への攻撃を控えており、エネルギー供給不安の後退も上値を抑制していた。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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