WTI原油は期近限月中心に急反落、イランに対する攻撃回避を受け
08:00:44
3日のWTI原油は急反落。取引中心限月である期近9月限の清算値は前週末比4.33ドル安の80.34ドル。
トランプ米大統領がイランへの大規模攻撃を見送り、本日から新たな協議を開始すると言及したことを嫌気して、週明け早々からWTI原油は期近限月中心に値崩れを演じている。
トランプ米大統領によるイランとの交渉はこれまで何度も繰り返されてきたが、前週末に米国とイランの攻撃が警戒され、取引終了にかけて急伸したその反動もあり、下げ幅が大きくなってしまった模様。
米国取引時間帯序盤にWTI原油期近9月限は78.43ドルの安値を示現。
その後、イラン外務省報道官が、米国とは現在交渉していないと指摘したことから、80ドル台を回復している。期近9月限は4.61ドル安の80.06ドルで取引を終了している。
一部では、イランの攻撃中止は、トランプ米大統領による米国国内のガソリン価格の下落を狙った動きとも指摘されている。実際、トランプ米大統領エクソンモービルやシェブロンなどの石油メジャーにガソリン価格の引き下げを要請している。そのためか、NYガソリン先物の下げが目立っている。SNSで石油メジャーは儲け過ぎと非難している。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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