デイリーコモディティ市況コメント

弱気な生産高事前予想を嫌気して、シカゴトウモロコシは続落

08:04:47

5日のシカゴトウモロコシは続落。取引中心限月である期近12月限の清算値は前日比5.50セント安の460.00セント。
12日に米農務省が発表予定の生産高予想に関して、ストーンⅩ社が事前予想を明らかにしている。生産高予想は161億6000万ブッシェル、イールドは184.8ブッシェルで、7月の需給報告で示した机上の生産高の160億ブッシェル、イールドの183.0ブッシェルをいずれも上回っている。
作柄後退だったことから、イールド低下が想定されていたが、弱気なイールドが設定されたことで、生産高予想も予想外に多く、市場の圧迫要因となっていた。
米コーンベルトでは寒冷前線の影響で、降雨が確認されており、生育に理想的な状況といえる。

5日のシカゴ大豆は小幅続落。取引中心限月である期近11月限の清算値は前日比3.00セント安の1174.75セント。
ストーンⅩ社は大豆に対しても事前予想を示している。事前予想の生産高は44億7000万ブッシェル、イールドは53.0ブッシェルで、7月の需給報告で示された机上の数字と一致しており、市場の反応は限定的だった。
ただ、米コーンベルトでの生育に理想的な天候が重石となり、小幅続落となった。
中国の大量成約は織り込みつつあり、支援材料になりにくくなっている。

5日のシカゴ小麦は反発。取引中心限月である期近9月限の清算値は前日比3.75セント高の642.45セント。
米プレーンズ南部では気温低下がみられるものの、北部では依然としてホット&ドライが続いており、作柄への悪影響が警戒されていた。ロシアの小麦輸出の供給不安と、熱波による欧州産小麦の大幅減産観測もあり、ここまでの値崩れで、割安感が台頭し、値ごろ買いにつながった模様。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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